4月に極秘出産し、未婚の母となった安藤美姫(25)が、来年のソチ五輪を目指して、いよいよ本格的な練習に入ったと見られている。
 「子供の父親探しも、モロゾフでほぼ確定ムードとなったことで一段落。今後は実戦から2年も遠ざかっていた安藤が、ソチへの切符を勝ち取ることができるかが、俄然注目されているのです」(スポーツ紙記者)

 気になるのは、その実力ぶりだが−−。
 「全盛時の力強さこそないものの、次第にジャンプのキレを取り戻している。練習嫌いの安藤が、初めてハードなウエートトレーニングに励んでいるといいますから、可能性は十分ありそうです」(フィギュア関係者)

 ところが、その一方では「そう簡単にことが進まないのでは?」との見方も浮上している。実は安藤とスケート連盟の関係が、これまでにないほど最悪の状態を迎えているからだ。
 「出産インタビューにしても何の説明もなかったため、連盟幹部は呆れ顔。安藤は、何度も週刊誌を賑わせてきたことから、連盟内部にもハナから味方がいない状態なのです。通常、ブランクがあっても、彼女ほどの選手が復帰となれば無条件で強化指定選手になるのが諸外国では常識。それを連盟側が『特別扱いしない』としているのは、明らかな嫌がらせなのです」(前同)

 ソチ五輪出場には、12月の全日本選手権での表彰台が条件になってくるが、
 「優勝すれば無条件で出場が決まりますが、2位、3位の場合は、実績のあるほかの選手と比較検討されることになる。連盟としては、エースを浅田真央とし、次いで、安藤不在のフィギュア界に貢献してきた鈴木明子、村上佳菜子を派遣したい意向がありますから、安藤が2位だったとしても、『安藤を行かせるな!』と、非情な決定が下りそうな雰囲気です」(前同)

 いっそのこと、モロゾフと結婚して、ロシア人として出場を目指した方がいいかも。