中国メディア・中国新聞網は27日、台湾・宜蘭県の議会が尖閣諸島への上陸に向けた動きを進めていることを伝えた。

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 同県議会の林岳賢議員は今年8月に議会に対して尖閣諸島上陸による主権主張を提案、多くの支持を集め、同県議会議員の陳金麟を中心とした準備委員会が結成された。

 陳氏は主権主張活動の主な目的は、島に上陸したうえで看板を打ち立てることであると説明した。その際の費用は県から出してもらう必要があるが、経費の問題がクリアできれば6隻の漁船を調達して島を目指すとした。

 準備委員会によると、計画の実施には議会総会での可決と県の経費認可の手続きなどが必要で、実現は最も早くて来年2月になるという。(編集担当:柳川俊之)