ジュゼッペ・イアキーニ監督率いるサンプドリアが9日、セリエA復帰を決めた。

難しい一年を過ごし、4月末の時点でもA昇格がはかない望みに思われたサンプドリアだが、5月から巻き返してセリエBを6位で終え、昇格プレーオフ出場権を獲得した。まずはサッスオーロを沈めると、ヴァレーゼとのファイナルでも、ファーストレグで3−2と勝利。そしてこの日、90分にFWニコラ・ポッツィが決勝点を挙げ、セカンドレグも制した。

ヴァレーゼはロランド・マラン監督が就任する前、第7節の時点では降格圏にも近づいていたほどだった。DFファブリツィオ・グリッロの負傷、DFマグヌス・トロエストやMFジャンピエロ・ゼッキンの出場停止と、鍵を握る選手たちを起用できなかったのが、悔いの残るところだろう。

一方、プリマヴェーラではインテルが7度目となる優勝を果たした。アンドレア・ストラマッチョーニ現トップチーム監督の下で「ネクストジェン・シリーズ」を制覇したインテルのプリマヴェーラは、ダニエレ・ベルナッザーニ現監督に率いられ、ラツィオとのファイナルを3−2で制している。