ミランMFジェンナーロ・ガットゥーゾの今後はまだ分からない。ミランのサポーターたちは最後まで同選手が考え直すことを望んだ。ミランの真のバンディエーラの一人だからだ。ユヴェントスFWアレッサンドロ・デル・ピエーロと同じように、ガットゥーゾもプレーを続けたがっている。だが、セリエAで別のユニフォームを着ることはないようだ。

「オレの将来? イタリアにはないね。オレは国外での経験を望んでいるんだ。イタリア代表? 若くて輝いているチームだ。たくさんの優れた選手たちがいる。EUROでもきっとうまくやれるはずだ」

ガットゥーゾやデル・ピエーロがどうするのか分からず、元イタリア代表FWマルコ・ディ・ヴァイオがモントリオール・インパクトへ行くことになった一方で、センセーショナルな噂も浮上した。マラガがミランFWアントニオ・カッサーノを非常に気に入っているというものだ。

マラガはマンチェスター・シティのように、アラブオーナーが加わってリッチになったクラブだ。しかも、マラガはミランFWロビーニョまで好んでいるという。

一方、パリからは、パリ・サンジェルマンがナポリFWエセキエル・ラベッシに2600万ユーロ(約26億円)のオファーが届いている。インテルとしては身震いするところだ。

もう一つのビッグニュースは、ローマがペスカーラのズネデク・ゼーマン監督を狙っていることだ。FWフランチェスコ・トッティはかつてのローマの指揮官を敬愛している。一方、ラツィオはドゥンガ、ルイス・ファン・ハール、ファティ・テリム、ディディエ・デシャン、そしてロベルト・バッジョと、複数の監督候補が浮上している。

アーセナルFWロビン・ファン・ペルシがトリノを訪れたこともニュースだ。観光客として訪れた形だが、ユヴェントス・スタジアムやヴィノーヴォのトレーニングセンターを見学する機会としても生かしている。ユーヴェのジュゼッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は、ファン・ペルシの代理人であるキース・フォス氏と会った。

マロッタGMはマンチェスター・シティDFアレクサンダル・コラロフの獲得についても打診している。また、ユーヴェがナポリFWエディンソン・カバーニ、レアル・マドリーFWゴンサロ・イグアイン、リヴァプールFWルイス・スアレスらもターゲットとしていることを忘れてはいけない。