先週15日、DeNA・中村紀洋のサヨナラ2ランホームランで逆転負けした巨人は、今週からナゴヤドームに場所を移して行われた中日との3連戦でも負け越し。勝率は.375で5位。その要因には、原監督のチグハグ采配が指摘されている。

前述したDeNA戦では、4番・阿部の送りバントや、サヨナラのピンチで誰もが敬遠するであろう場面も、得点圏打率の高い中村と真っ向勝負し、被弾。18日にも、5回2失点で我慢のピッチングを続けていたホールトンに代打を送り、これが裏目に出るなど、ファンのストレスも日増しに増えている。

そんな折、19日の「女性自身」は、元中日監督・落合博満氏による講演の発言を紹介する記事を掲載。原監督の采配を皮肉って、「(原監督が)寝ていれば勝つ」と嫌味を述べつつ、「選手のプライドをズタズタにしてる」という指摘も行ったという。

この記事が掲示板で取り上げられると、ファン(ユーザ)は原采配の問題点を列挙。とりわけ、落合氏が“そのプライドをズタズタにしている”と指摘する選手起用については、「阿部にバントはねぇよ、ねぇ」「東野はマジで可哀想やと思うわ」「亀井の使い方がおかしくなったあたりからおかしなことしだしたな」「打てないのに、なぜか内野起用して本来の売りの外野守備まで殺したからな」「もっとコーチを大切にして欲しかった」など、具体的な選手の名前を挙げ、嘆いた。

19日は、先発のゴンザレスが脇腹痛により1回で降板するなど、運にも見放されている原巨人。20日からのヤクルト3連戦では、どのような采配が見られるか、注目が集まる。