日本代表、最終予選へ不安残る敗戦…ウズベク戦の各選手採点

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 日本代表は2月29日、ブラジル・ワールドカップ出場権を懸けたアジア3次予選でウズベキスタンと対戦し、0−1で敗戦。昨年11月15日に行われた敵地での北朝鮮戦(0−1●)に続き、ワールドカップ予選2連敗となり、最終予選に向けて不安の残る結果となった。

 以下、『SOCCER KING』による各選手の採点。(10点満点平均6)

■先発
GK:川島永嗣 6
終盤はピンチを防ぎ続け、大量失点を防いだ。失点の場面も彼に責任はない

DF:内田篤人 4.5
前半は藤本、後半途中からは岡崎と絡んでサイド突破を見せる場面がほとんど見られなかった

DF:吉田麻也 5.5
今野と同じく安定したプレー。セットプレーで点を取りたかった

DF:今野泰幸 5.5
終始、安定感あるプレーを披露。代表に欠かせない存在

DF:長友佑都 5
何度か効果的な攻め上がりを見せたが、終盤は足が止まってしまった

MF:長谷部誠 4.5
らしくないミスを連発。デイフェンスでも一対一の強さが見られなかった

MF:遠藤保仁 4.5
シーズン前ということもあるが、全くボールを受けられず、本来のプレーとは程遠い出来

MF:藤本淳吾 5
左サイドから岡崎にラストパスを送った場面も見られたが、相手のプレッシャーに負けて徐々に消えていった

MF:香川真司 6
前半はボランチとDFの間でボールを受けて攻撃を組み立てた。ゴール前でのプレーを増やすためにも、もう少し周りのフォローがほしかった

MF:岡崎慎司 6
調子の良さをうかがわせるプレーぶり。前半の決定機は決めたかった

FW:ハーフナー・マイク 4
全く前線でボールを収めることができず。自慢の高さも披露できなかった

■途中出場
MF:乾貴士 5
香川とのコンビネーションでチャンスをつくったが、簡単なミスからカウンターをもらう場面も

FW:李忠成 4.5
途中出場も存在感を示すことはできなかった

DF:駒野友一 出場時間が短いため採点なし

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アルベルト・ザッケローニ監督 4
主力を欠いたウズベキスタンに完敗。選手のコンディションに問題があったとコメントしていたが、それを踏まえての戦術を用いているようには見えなかった

[写真]=足立雅史