ノーマン・リーダス

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本格的なゾンビの造形のみならず濃密な人間ドラマを描き、国内外の批評家からも圧倒的な支持を得ている『ウォーキング・デッド』は、視聴率も絶好調で、シーズン2の前半も記録的数字を打ち出して締めくくったばかり。そんな、ますますの盛り上がりを見せる同作にスケールアップの朗報が届いた! テレビ批評家協会(TCA)のウィンター・プレス・ツアーで放送局のAMCが、シーズン3は16話から成り、脚本家も増員すると明かしたのだ。

同作のシーズン1は、わずか6話。シーズン2は、前半が7話、後半が6話の13話から成る。ドラマ作品の中には、1シーズン当たり20話を超えるものも多いので、もっと見たいと思った視聴者も少なくないだろう。そのため、シーズン3が16話に増えたという発表は喜ばしい限り。なお、AMCはシーズン3の放送も、前後半に分割することを予定しているという。

エピソードの追加発注に伴い、脚本家も増員された。製作総指揮のゲイル・アン・ハードによると、『RUBICON 陰謀のクロスワード』『Prime Suspect(原題)』などで脚本を務めたニコール・ビーティーと、『しあわせの処方箋』などの編集で知られるサン・キムの二人が脚本チームに加わったという。

気になるのは、映画『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の監督としても知られるフランク・ダラボンが、昨年夏のシーズン2製作半ばでショーランナー(脚本総指揮)の座を突然降りたこと。とはいえ、グレン・マザラがポジションを引き継いだ後も、同作は好調を維持しているようだ。新たな脚本家を動員して、さらなるストーリーが語られるシーズン3にも期待が募る。

『ウォーキング・デッド』シーズン2は、後半となる第8話がアメリカで2月12日に放送スタート。日本では、FOXチャンネルで3月より放送される予定。そしてシーズン3は、アメリカで今秋に放送されるという。(海外ドラマNAVI)



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