中韓両国の中央銀行は26日、ソウルで通貨スワップ(交換)協定を従来の1800億元/38兆ウォンから、3600億元/64兆ウォン(約4兆3200億円)に拡大することで合意した。有効期間は3年、双方同意のもとで延長が可能。09年4月20日締結の協定は失効する。

 また、両国は相互の通貨を主要な外貨準備にする可能性およびその比率を検討していくことでも合意した。これらの合意について、両国とも、「双方の金融協力、両国間貿易、投資、地域の金融安定に資する」との見解を示しているという。

 韓国は19日に、日本との通貨スワップ協定で従来の130億ドルから700億ドル(約5兆3200億円)に増やすことで合意していた。(編集担当:鈴木義純)