西尾、アヤパンのツートップの活躍を傍目に熾烈な争奪戦が展開されているのが夏目だ。
 例のコンドーム騒動なんてまるで嘘だったかのように日テレを除く民放各局が熱烈ラブコールを送っているのだ。夏目のレギュラー番組といえば、『マツコ&有吉の怒り新党』(テレ朝)の一本のみ。しかし、深夜枠にもかかわらず番組平均視聴率5%の高視聴率を叩き出しているのだ。
 「現在、完全復活した夏目を使いたいというオファーが山のように来ていますよ。年明け1月には、フジとTBSプラス、テレビ東京の深夜番組でレギュラーも内定した。年末年始には念願だったゴールデン番組への進出も取り沙汰されています」(テレビ関係者)

 夏目の人気がブレイクした理由はキャラクター変更にある。キャスターにこだわるのではなく、タレントや女優として再スタートを切るようだ。
 「『マツコ&有吉の怒り新党』では2人の公開セクハラに赤面しながら夏目は答えている。ミニスカは当然、例のコンドーム事件に関しても間もなく解禁にするそうだ」(テレビ朝日関係者)

 各局はセクシータレントとして夏目を青田買い。さらに鼻の下が伸びるような話も浮上している。
 「時期が来れば、女優業にもチャレンジする。有力視されているのはテレ朝の『土曜ワイド劇場』。不倫した挙げ句、夫を殺す弁護士の犯人役というオファーが来ているそうだ。もちろん、濡れ場ありきの話。夏目の乳房は92センチのEカップ以上の豊乳。セクシー写真集の出版話も来ているようだ」(出版幹部)

 フリーアナのなかで脚光を浴びる3人だが、年収もウナギ上りだ。フリーになりたてホヤホヤの西尾は早くも年収1億円超えとの話が飛び交っている。
 「日テレ時代は800万円。フリーになったら約12倍に跳ね上がった。噂の『Mr.サンデー』が一本80万円。しかし、何と言っても大きいのはCMです。その鍵を握っているのが元電通マンでCMプランナーとして独立している夫。最低1000万円からCM出演を受けるそうだ。日テレの後輩で、沖縄ラブラブ旅行が報じられたばかりの葉山エレーヌや宮崎宣子らが、独立の相談で西尾の元に足繁く通っているのも、十分理解できます」(事情通)

 フリーの女子アナが収入、知名度を高める上で絶対不可欠な要素がCM出演。西尾だけではなく、テレビの仕事をセーブしているアヤパンでさえ3本のCMに出演しているのだ。
 「『カゴメ』『サントリー』『東芝』などナショナル・クライアントばかりです。この3本だけで年収は1億円を軽く超える。もっと貪欲に仕事を続けたら年収5億円も夢ではない。しかし、あまりに露出しすぎると北川の母親から注意されてしまうらしい」(大手広告代理店幹部)

 既にアヤパンと契約しているスポンサーのライバル会社が西尾の起用を検討しているうえ、夏目にも食指を伸ばしている。
 「ゲーム会社や出版社などからのCMオファーがきています。夏目の場合は700万円から。コンドーム事件の影響です」(前出・同)

 もっとも、夏目の親族はネット企業『イー・ガーディアン』の創業者。
 「夏目自身1億円以上の資産を保有している超セレブ。金には困っていません」(芸能ライター・蝦名康雄氏)

 フリー女子アナ勢力図をまるごと3人が変えた。