ユヴェントスはフィオレンティーナFWアルベルト・ジラルディーノの去就に注目しており、同選手が移籍するようであれば、ユーヴェFWアマウリとフィオレンティーナMFマヌエル・バルガスのトレードを提案する準備をしている。
 
一方で、パレルモのソリアーノSD(スポーツディレクター)は4日、ユヴェントスとアマウリに対してパレルモ復帰の可能性を打診した。アマウリは5日、パレルモ復帰の可能性について、イタリア『Mediagol.it』に対し、次のように話している。
 
「そういう噂を聞くのはいつだって素晴らしいし、うれしいことだ。ただ、代理人と話さないとね。どうなるか、見てみよう。いつも言ってきたけど、僕はシチリアですごくうまくやっていたし、今の僕があるのはパレルモのおかげだ。いろいろ騒がれているけど、具体的かつ明確な何かになるまで様子を見よう」
 
パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長は『スカイ・スポーツ』に対し、アマウリの復帰について、「彼は私がすごく好きな選手であり、彼もパレルモのことがすごく好きだと思う。ただ、問題はサラリーだ。とても難しいオペレーションだよ」と話している。
 
そのサラリーについて、減俸に応じるつもりがあるかと聞かれると、アマウリはこのように答えている。
 
「うん、あるよ。でも、こういうことは3者でやらなければいけない。僕とパレルモ、ユヴェントスでね。簡単なことじゃないんだ。ユヴェントスはまだ僕(の売却)に多くのお金を求めているしね。パレルモがどう思っているのか、そしてどうなるかを見てみよう」
 
「パレルモで良いと僕が言ったところで、それだけじゃダメなんだ。ユヴェントスが700万ユーロ(約7億8000万円)を求めたとしたら、事態は難しくなってしまうからね。僕はパレルモの要求に応じる用意がある」