アタッカー補強を目指すユヴェントスは、ビッグネーム獲得に動き続けている。以前から狙っているアトレティコ・マドリーFWセルヒオ・アグエロを獲得するため、3500万ユーロ(約42億円)を用意しているようだ。

しかし、アトレティコのグレゴリオ・マンサーノ新監督は、「ほかのクラブに2500万ユーロ(約30億円)で移籍されるよりも、(違約金の満額である)4500万ユーロ(約54億円)でレアル・マドリーへ移籍してもらった方が良い」とコメント。ライバル間移籍を無視しても、クラブの利益を優先させる意向であるようだ。

ユヴェントスはウディネーゼFWアレクシス・サンチェスの獲得も諦めていない。15日には、両クラブの首脳陣が会談を予定していた。しかし、ウディネーゼのポッツォ氏はバルセロナにとどまっており、ベッペ・マロッタ代表取締役と会う約束をキャンセル。交渉の進展はなかった。

また、中盤の補強も大きな前進はないようだ。『マルカ』によると、ユヴェントスが狙っているレアル・マドリーMFラッサナ・ディアラは、最低でも2000万ユーロ(約24億円)とのこと。それ未満の額ではレアルが放出しないそうだ。

さらにユヴェントスは、ドイツにも目を向けているという。『ビルト』によれば、シャルケに所属する18歳の若手MFユリアン・ドラクスラーの動向も追っているとのことだ。