世界一のサイドバックへ挑戦を続ける長友「自分だけしか歩めないこの道を思う存分楽しみたい」

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 22日に行われたセリエA最終節のカターニア戦で、今シーズン2点目を挙げたインテルの長友佑都。29日には移籍後初タイトルが懸かったコッパ・イタリア決勝のパレルモ戦が控えているが、長友はこの試合に向けて、自身の公式ブログ上で意気込みを語っている。

「セリエAも1シーズン終わったよ。その最後をゴールで締めることができて良かった」

「でもすぐにイタリア杯の決勝があるからね。絶対優勝して日本に帰りたいね。いや、優勝する!」

 また、長友は今月25日に発売された自身初の著書「日本男児」の内容に触れつつ、諦めずに自分を信じてやってきた結果が今につながっているとつづっている。

「挫折しそうな時もあったけど、絶対諦めず、自分を信じてやってきたからこそ今の自分がある。僕の誇れるものはそのプロセスだけかもしれない」

「僕の夢は世界一のサイドバックになること。ただこの夢への道程は果てしなく遠い。チームが世界一になれば叶うわけでもないし、誰かが決めるわけでもない。でも未知だからこそ挑戦する価値があると思う。自分自身が作る道。自分だけしか歩めないこの道を思う存分楽しみたいね」

 長友は、本の印税をすべて東日本大震災の被災地に寄付することも明らかにしており、「今の自分がいるのは、応援してくれる人たちのおかげやからね。返していかんと」と思いを表している。

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