ユヴェントスのベッペ・マロッタ代表取締役とファビオ・プラティチ技術部門責任者は12日、レアル・マドリーに突如接近した。2人はマドリッドへ渡り、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェス氏と会談を行っている。

すぐにトリノへ戻る計画はなくなったが、この昼食会では興味深い話があったようだ。しかし、ユヴェントスにとってだけ良い話はない。どちらにとっても効果的なものでなければいけないだろう。マロッタ側は、FWアマウリとMFフェリペ・メロ、そしてDFジョルジョ・キエッリーニを求められたようだ。彼らはジョゼ・モウリーニョ監督が好む選手たちだという。

一方、ユヴェントスはレアル側にFWカリム・ベンゼマとFWゴンサロ・イグアインの情報を求めた模様。こちらは監督の評価が高くて選ばれたわけではない。また、MFラッサナ・ディアラのことも尋ねたようで、こちらについては、F・メロとトレードという可能性もある。さらに、レアルで出場機会の少ないDFエセキエル・ガライのレンタルも打診したようだ。

この話し合いはまだ初期の段階であり、これから詰めるべき部分があるのは確かである。それでも、ユヴェントスが次の移籍市場で大きな目標を持っていることは証明された。