パレルモの新指揮官に就任したセルセ・コズミ監督が1日、就任会見に臨んだ。デリオ・ロッシ前監督の解任にいまだ悲しむサポーターたちの前に姿を見せたコズミ監督は、4カ月でその任務が解かれることになるかもしれない。だが、心配はしていないようだ。

コズミ監督は「すべての指揮官が“つなぎ役”なんだよ。だが、ここは地獄じゃない。むしろ、天国に行けるかもしれないんだ」とコメント。ウディネーゼ戦での0−7という大敗からリスタートしなければいけない同監督は、次のように続けている。

「消化するのが難しい結果だ。監督が代わったときに常にそうであるように、精神的な面に働きかける必要があるだろう。ここには問題を上回るクオリティーがある。私はパレルモの力を信じているんだ。問題はどこにでもある。私は、自分が素晴らしいクオリティーとリソースを持ったチームを指揮できると確信しているよ。順位表が良い面があるのを示している。(マウリツィオ・)ザンパリーニ会長? 目標はチャンピオンズリーグ出場でなければいけないと言われたよ」

コズミ監督の契約はシーズン終了までだが、来シーズンのオプションがつけられている。同監督は「仕事の日数に関係なく、監督というのは監督たるものでなければいけない。2カ月でも多いかもしれないし、2年でも少ないかもしれないんだ」とつけ加えた。