今年度1月よりスペインでは、レストラン、バーなどでの喫煙が全面的に禁止されているが、この影響がサッカーにまで及び始めようとしている。バルサのソシオメンバーが作った喫煙反対のFacebookのページには既に300ユーザーが登録され、カンプ・ノウの禁煙に賛成していると言う。

 マルカ紙によると、このページの制作者の一人ジュセップ・アキヨン氏は、国王杯対ベティス戦に交際相手と観戦にいったものの周囲のたばこの煙たさに飽き飽きだったそうで、「子供がたくさんいる場所でたばこを吸うのは信じられなない」と語っていると言う。

 また、プレミアリーグ、チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジが禁煙なのを例に出し、カンプ・ノウを禁煙にするのは不可能ではないと指摘している。バルサはこのようなソシオの要望にすぐに応対する構えはないようだが、こういった意見が今後も増えて来ると、近い将来、カンプ・ノウが禁煙となる日も来るかも知れない。

(スペイン通信)