マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリがまたも不祥事を起こしてしまった。イタリア『テレトゥット』などが報じたところによると、バロテッリがブレッシァの女性刑務所の駐車場で当局から尋問を受けたという。同選手は必要とされている当局の許可なしに、刑務所内に入ろうとしてしまったようだ。バロテッリは実の弟エノックとともに身元照会され、約1時間半後に謝罪してその場を去ったとのこと。

当局側は「16時に我々は大型のメルセデスが門を越えようとしたのを発見した。車には2人の青年が乗っており、数分後にそのうちの一人がバロテッリだということに気がついたんだ。ただ、見た目だけで判断するのは十分ではないため、その後正式な手続きを踏んだということだよ。彼と一緒にいた青年についても同じだ」と話している。

マリオとエノックは1時間半ほど拘束され、「彼らは最後、怖がっているようだった。門が開いているのを見て、刑務所訪問に特別な許可が必要ということなど想像もせず、入ってしまったと説明されたよ。2人は、女性刑務所だということに特に関心があったとも話していた」という。最終的にバロテッリは「謝罪したよ。小さな声で話していた。ちょっと気落ちしているようだったね」とのことだ。

バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏は、すぐにこの件についてコメントを残している。

「マリオは何も悪いことをしていない。むしろ当局は、彼の素晴らしい考えを称賛したほどだ。もちろん、こういう場合は注意が必要と説明されたが、それだけで終わったよ。私が不思議に思うのは、どうしてこういう話を明らかにしたかということだ。何も起きてはいないんだよ。こういうことが起きるのは、それがマリオだからだということを強調しておく」