インテルがバルセロナを上回った。昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)を制したインテルから、UEFA年間最優秀選手賞の候補に5人が選ばれている。12人の候補者リストには、バルセロナの選手が4人。インテル勢が、リスト上では目立っている。

UEFAは昨シーズンのCLでの活躍から、以下の12選手を候補者に挙げた。

GK:
ジュリオ・セーザル(インテル)
ビクトール・バルデス(バルセロナ)
ウーゴ・ロリス(リヨン)

DF:
ルシオ(インテル)
マイコン(インテル)
ジェラール・ピケ(バルセロナ)

MF:
ヴェスレイ・スナイデル(インテル)
シャビ(バルセロナ)
アリエン・ロッベン(バイエルン・ミュンヘン)

FW:
ディエゴ・ミリート(インテル)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)

UEFAはこの候補者の中から、26日のCLグループリーグ組み合わせ抽選会の際に各賞の受賞者を発表する。年間最優秀選手のほか、最優秀GK、最優秀DF、最優秀MF、最優秀FWと、ポジション別の個人賞もある。昨シーズンのCLベスト16に残った指揮官たちが投票して、各賞の受賞者を決める予定だ。

候補者リストではインテル勢が最多となっているが、年間最優秀選手にメッシが選ばれるという見方は強いようだ。英ブックメーカーは、メッシを1.60倍に設定。続いて、インテルのスナイデルとミリートが6.00倍となっている。