トッテナムFWピーター・クラウチはゴシップを扱うイギリスのタブロイド紙の発売日を憎み始めていることだろう。1週間前、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』は、クラウチが800ポンド(約10万円)で19歳のコールガールと一夜をともにしたと報じた。そして今度は、3人のブロンド女性とクラウチが“遊んで”いたことが明らかにされたのだ。

すべては先月、クラウチが恋人のアビー・クランシーさんと一緒にバカンスで訪れたフランス・リヴィエラのクラブで起きたことだ。アビーさんがテレビ番組に出演するため(そしてその中ではクラウチとの結婚の予定についても語っていた)、ロンドンへ戻っている間に、クラウチはアルコールやタバコとともに、“ある夜”を過ごすことに決めていたのだ。

3人のうちの一人、ジョー・エリオットさんは、次のように話している。

クラウチが女の子のグループを喜ばせるために、いつものロボットダンスをやっているのを見たわ。その直後に私の友達が彼に私のことを紹介したの。彼は明らかに酔っていたわ。そのうち、誰かが写真を撮り始めて、彼は私に触ってきたわ。そのときの私はかなり短い服を着ていて、彼の手はあちこちにやってきた。私はびっくりして、彼をひっぱたいたの。彼は私の仕事を聞いてきたわ。看護師だって答えると、『制服が似合うんだろうな』って言われた。本当にいやらしい男よ。彼を遠ざけようと、彼女のことを聞いたの。どこにいるのかって。そしたら彼は、本当にひどい顔をして、知らないって言っていたわ。それで私は立ち去ったの」

だが、クラウチはほかにも黒い服を着たブロンドの女性にもちょっかいを出し、さらに別の金髪女性にも触れている。それらを見たイギリス人のある女性観光客は、すぐに写真を撮り、タブロイド紙にそれを送った。この女性は次のように話している。

「ピーター・クラウチは本当に恥ね。彼が完全に酔っ払い、2人の女性に抱きつき、キスしているのを見て、私は写真を撮ったの。そうしてやるべきよ。アビーをこんな風に扱うなんて、誰が思う? 彼がこんなヤツで、あのコールガールとベッドをともにする前もこんなことをしていたということを、彼女は知る権利があるはずよ」

実際には、アビーさんはコールガールの一件が明るみに出た際も、クラウチを許すつもりだったという。ただし13日に、さらにスキャンダルが続く場合は婚約を解消すると脅していたそうだ(2人は来年6月に結婚する予定)。だがそれから3日後、今回の“爆弾”が落とされ、『デイリー・スターによると』、アビーさんの家族が彼女に関係を終わらせるよう勧めているそうだ。