インテルFWマリオ・バロテッリがマンチェスター・シティと合意に至った。最終的なOKが訪れたのは、24日夜だという。その後、友人たちからサプライズパーティーもあり、すでに年俸400万ユーロの5年契約にサインもしている。大きな金額であり、まさしくこれこそ、ミーノ・ライオラ代理人を擁するバロテッリ側が求めていたことだ。ライオラ氏が代理人の世界でのナンバーワンであることは議論の余地もない。

バロテッリは予定どおりにインテルとアメリカへのプレシーズンツアーへ向かった。まだ両クラブの合意が最終的に決まらなければいけないからだ。いずれにしても、マンCのロベルト・マンチーニ監督はかの地アメリカにいる。マンCもアメリカでツアー中だからである。

インテルとマンCは26日、遅くとも27日には3000万ユーロ(約33億7000万円)に出場試合数やゴール数に応じた出来高払いを加えた条件で合意に至るだろう。合計で3500万ユーロ(約39億3000万円)になると見られる。それからバロテッリはインテルのキャンプを去り、新チームに合流することになる。マンCは28日にメキシコのクラブ・アメリカとアトランタで対戦し、31日にボルチモアでインテルと戦う。ただし、マンチーニ監督がバロテッリを古巣との試合に起用しない可能性もあるようだ。

なお、英紙『ニュース・オブ・ザ・ワールド』によると、マンCのオフィスには、議論を呼ぶようなバロテッリの振る舞いに関するDVDが以前から用意されているという。ただ、マンチーニ監督はそれに驚くことはまったくなかったようだ。