セリエBのグロッセートで24ゴールを挙げたマウリシオ・ピニジャ、セリエB降格が決まったシエナのFWマッシモ・マッカローネ。2選手の獲得を事実上決めたパレルモだが、まだまだ補強活動に余念がないようだ。マウリツィオ・ザンパリーニ会長がイタリア『ラディオ・ラディオTV』に対し、ラツィオMFクリスティアン・レデスマへの関心を明らかにしている。ただ、現時点で交渉は具体化していないようだ。

「(ファビオ・)リヴェラーニの控えではない。それに、ラツィオの(クラウディオ・)ロティート会長は高額を要求するだろう。移籍金とサラリーが普通なら、もちろん(獲得に動く)だけどね」

また、ザンパリーニ会長はFWエジソン・カバーニについて、「イングランドに行くなら、より満足できるんだがね。どうなるか、見てみよう」と、売却する可能性があることを示唆。一方で、FWファブリツィオ・ミッコリのプレミアリーグ移籍については完全に否定している。

「サポーターには安心してもらって構わない。ミッコリは我々の下に残る。バーミンガムからのオファーについては、すべて代理人がつくり上げたものだ。ミッコリはまだ2年間の契約を残している。それが満了したときに、どうするかを見てみよう」