ユヴェントスが今夏最初の補強を完了させようとしている。復権を期すユヴェントスは、ウディネーゼからイタリア代表MFシモーネ・ペペを獲得することになりそうだ。

ウディネーゼはユヴェントスから移籍金1200万ユーロ(約13億2000万円)を受け取ることで合意した模様で、あとは選手とのサインを残すのみ。それも形式上必要なだけであり、障害にはならないだろう。

イタリア代表でペペとチームメートのユヴェントスFWヴィンチェンツォ・イアクインタは、「シモーネがやってくるなら、僕たちは両手を広げて歓迎さ。彼はウディネーゼで良いプレーをしてきた。ユーヴェにやってきても、活躍できると確信しているよ。(ユヴェントス新監督ルイジ・)デル・ネーリのサイドアタッカーとして、うってつけのプレーヤーだと思うよ」と、早くも新戦力の加入を喜んでいる。

ユヴェントスはペペのほかにも、イタリア代表の選手を狙っている。サンプドリアMFアンジェロ・パロンボの獲得を検討中のようだ。

サンプドリアのキャプテンで、街の象徴的人物となっている彼は、残留の準備を整えている。しかし、クラブに対して明確なプランを要求しているところだ。

「(サンプドリアのホームタウン)ジェノヴァで僕は良い感じにやっているよ。2013年までの契約があり、サンプドリアでチャンピオンズリーグに出場することもできる。昨シーズンは素晴らしい一年だったね。でも、(サンプドリア会長のリッカルド・)ガッローネははっきりさせなければいけない。僕たちが売却可能なのか、そうでないのかをね」