冬の移籍市場が2月1日に終了し、2日からは新たなマーケットが始まる。6月30日に契約が満了となる選手たちは、自由に別のクラブと接触できるのだ。そして、移籍金ゼロで獲得できるセリエAの選手のリストは、本当に長いものとなっている。

パレルモMFシンプリシオの未来はローマにあるだろう。パレルモはマレク・ブレッシァーノの問題もあるが、合意に至ることは可能だ。ミランのビッグネームであるFWフィリッポ・インザーギとGKジーダについては、インザーギはすでに残留の合意がある。ジーダについてはまだこれから決めることになるだろう。ユヴェントスDFファビオ・カンナヴァーロは契約延長のオプションがある。ローマMFタッデイは契約延長を交渉しているが、簡単ではないと見られる。

MFマルティン・ヨルゲンセンがいなくなったフィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノSD(スポーツ・ディレクター)は、DFマッシモ・ゴッビとDFペア・クロルドルップの契約延長問題に直面しなければならない。サンプドリアのGKルカ・カステラッツィも契約延長の合意が遅れており、サンプはほかにもDFステーファノ・ルッキーニにGKマッテオ・グアルダルベン、MFダニエレ・フランチェスキーニが契約満了となる。

ローマはGKジュリオ・セルジオ、DFマックス・トネット、GKアルトゥールと交渉している。ラツィオではMFウスマヌ・ダボが母国フランスへ帰るだろう。MFロベルト・バローニオはボローニャが気に入っている。DFセバスティアーノ・シヴィッリャとFWフリオ・クルスについては、どうなるか分からない。

アタランタMFクリスティアーノ・ドーニは、もしもシーズン後に現役を引退すれば、かなりの確率でクラブの幹部として残留するだろう。インテルGKパオロ・オルランドーニの残留は確実だ。