一昨年5月、お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之との熱愛報道も出たタレントの大谷允保が、デビュー以来11年間在籍したサンミュージックを昨年末で退社したことをブログで報告している。芸能人が所属事務所を辞めるときは、ほかの事務所への移籍か、芸能界からの引退かという二択となることが多いが、大谷允保は引退は否定。ただし、新しい所属事務所や今後の活動については触れていない。

1月1日付けで更新されたブログのエントリー「第一幕。おしまい。」では、「11年間お世話になったサンミュージックを2008年をもって去りました。ギリギリまで仕事してたので、あまり実感はありませんが」と所属事務所からの退社をファンに報告。「いやいや。長いようで短く。でも15歳からの11年なんでね やっぱ長いです」「マネジ工藤氏とも11年。振り替えれば色んなことがあります。高校の三者面談とか、親これないから工藤さんだしねー(笑)」と11年間を振り返っている。

そして「第一幕を閉じるんです」と、芸能活動の転換を図り、今後幕を開ける「第二幕」に向かうための退社であることを強調。「これで一生みなさんと、サヨナラかと言われたら。そうではない事を覚えておいて下さい」「これは私が前向きに考えた結果です。終わりは。始まり。ってヤツです」と説明している。

大谷允保は、1982年12月生まれの26歳。15歳のときにタレント養成所大手ジャパン・アーチスト・オフィスの「新人プレゼンテーション」で芸能界入りし、1998年にテレビ東京系深夜ドラマ「ATHENA」でデビュー。テレビ、映画、舞台、CMで活躍してきた。「サトウのごはん&切り餅」や「桃の天然水」のCMをはじめ、近作ではドラマ「チーム・バチスタの栄光」(フジテレビ系)にゲスト出演(第4話)などもしている。当初の芸名は「大谷みつほ」だったが、2003年より本名の「大谷允保」に変更した。