『Amazon.jp』や『2ちゃんねる』などのインターネット、そして中高生を中心に話題になったあの小説『リアル鬼ごっこ』が映画化される。『リアル鬼ごっこ』とは“佐藤”の姓を持つ人が標的となり、実際に捕まると殺されてしまうというストーリーの小説だ。自分が佐藤だったらゾッとするような小説である。

この小説、いろんな意味で(“いろんな意味”は下記を読んで貰えばわかるだろう)かなり話題になり100万部の売り上げを誇っている。コンビニなどでも陳列されたので、一度は目にしたことがあるのではないだろうか。100万部といえば、立派なベストセラーであり、メガヒットである。こんな『リアル鬼ごっこが』映画化されるにあたって、心配される要素があると、多くのネチズンが語っている。

・珍文章はそのままなの?
・強引な西暦3000年設定なの?
・変な作者突っ込みは入るの?

というのも、この小説、実は文章がめちゃくちゃなのである。校正をしていないのか、中高生に合わせるためにあえてそうしているのか分からないが、かなり文章がおかしなことになっている。それも一か所や二か所ではない。あまりにも多いので、下記にピックアップして正しい文章と比較してみた(livedoor トレビアンニューススタッフによる独自の校正で、できるだけ原文を生かしたものにしてある)。

リアル鬼ごっこの珍文章>
二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。

二人が向かった先は地元で有名なスーパー。そこに足を踏み入れた。

そう遠くなく、近いようだ。

そう遠くはないようだ。

ランニング状態で足を止めた

ランニングをやめた。

いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた

いざ、二人が降り立ってみると、そこは森の中。

うっすらと人影がかすかに現れた

うっすらとした人影が見えた

遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた

遠く離れると、横浜の巨大な遊園地の全体を見ることができた

ほかにもたくさんの珍文章があるので、それらは小説を買って確かめて欲しい。だが、驚くのはまだ早い。この小説には、突拍子もない驚くべき部分がまだある。なんと、この物語の舞台設定は西暦3000年なのだ。食べ物が2007年現在の価格のままだったり、鬼同士がトランシーバーで連絡を取り合ったりと、どう考えても1000年先の話とは思えない。

また、作者自身(山田悠介氏)が小説内で突っ込みを入れるのが話題にもなっている。そんな作者突っ込みを3つあげてみた。

・今度は違うウエイトレスだった。別にどうでもよいが…
・これなら百メートル、九秒、いや、八秒で駆け抜けてやるぜ。これは言い過ぎたか…
・料理を作っているのか? それしか思い浮かばないが…


と、映画化が決まった本小説だが、上記のセリフをそのまま再現するかどうか、見ものである。ファンもそれを望んでいるのではないだろうか?
[詳細記事]

参照:リアル鬼ごっこ(Amazon)

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