3日の欧州CLグループリーグ第2節アウエーでのラツィオ戦で、レアル・マドリー所属のイタリア代表DFのファビオ・カンナバーロが、移籍後初めてイタリアのチームと対戦した。試合後カンナバーロは「ラツィオは素晴らしい内容だった。強いだろうと予想していたが、その通りだった」と感想を語った。

 またレアル・マドリーのディフェンスが噛み合っていないことについて、カンナバーロは「ディフェンスが崩されてしまうことに慣れてしまっていて、現状では完璧に守り抜く事が難しい。今週も『守りを強化しよう』とチームメートに呼びかけていたが、ピッチに降りると全員忘れてしまうようだ。ラツィオにも再三スペースを作られ、ピンチに陥った。我々の対戦相手はみな良いゲームをする」とコメント。レアル・マドリーがディフェンス面で問題を抱えていることを認めた。

 またラツィオ・サポーターから大ブーイングを受けたことについては、カンナバーロは「レアル・マドリー移籍を決めて良かったと思っている。だから、ブーイングには動じない」と毅然とした態度で応じている。