ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドは、プレミアリーグで嫌われ者になったからこそ、選手として成長することができたと信じている。
 ドイツW杯でイングランドと対戦した際、マンチェスター・ユナイテッドのチームメイト、ウェイン・ルーニーを退場させるよう主審にアピールした一件が原因となり、昨季のC・ロナウドはイングランドのあらゆるスタジアムで罵声を浴び続けた。
 だが、W杯でのマイナスイメージこそが、選手として熟成するのに役立ったのだとC・ロナウドは振り返る。
「僕は、イングランド戦後に批判を浴び続けた。非常に不愉快だったけど、そういった批判のおかげで、自分自身がより賢くなり、成熟できたと思っている。それにルーニーはいい友だちなんだ。彼と一緒にプレーできるのは楽しいし光栄だよ」