UEFA会長のミッシェル・プラティニがレキップ紙の取材に応じ、ユーロ08予選でスコットランド代表相手にホームで黒星を喫したフランス代表を嘆いている。

 元フランス代表の“10番”として君臨したプラティニ会長は「(会長の立場上)審判への配慮もあり、フランス代表の試合をスタジアムで観戦することは避けているが、今回はFWアンリが私の代表ゴール数に並ぶか、さらに上回る可能性があったのでスタジアムに足を運んだが…」と語り始めた。

 プラティニ会長は続けて「このチームは本当にドリブルで仕掛けることが少ない。リベリーだけが1対1に挑んでいた。才能溢れる選手があまりにも少ない。このような状況ではスコットランドが(敵地パリでさえ)ニュートラルな状況に持っていきやすかっただろう」と厳しいコメントをした。

 9試合を終えたユーロ08予選B組。現在首位はスコットランド(勝ち点21)。イタリア(同20)、フランス(同19)、ウクライナ(同13。1試合少ない状況)、リトゥアニア(同10)、グルジア(同7)、フェロー諸島(同0)と続いている。