変更したい画像形式のファイル上で右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択する。

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ファイルを開く方法には、ソフトウェアを起動してから対象のファイルを開く方法と、ファイルのアイコンを直接ダブルクリックして開く方法がある。後者の場合は、ファイルに関連付けされたソフトウェアが自動的に起動して開くわけだ。

パソコンにいろいろなソフトをインストールしていくと、ファイルとソフトの関連付けが変わってしまうことがある。画像が見られなくなったり、いつも使っていたソフトで見られなくなったりして、使いにくくなったと悩んでいるという人もいるだろう。

そこで今回は、ファイルとソフトウェアの関連付けを変更する、または以前使っていたソフトウェアですぐに開けるようにするための設定方法を紹介しよう。

■知っ得 No.0004 ファイルをダブルクリックしたら開くソフトを決める

画像加工ソフトやMicrosoft Officeなどをインストールしたら、今まで画像をクリックして開いたときに起動していたビューワーで起動できなくなったということはないだろうか。

いままでは、デジカメで撮った画像などを大きく表示したい場合、画像ファイルをダブルクリックすれば、OSに標準装備されているビューア(Windows Picture and Fax Viewer)ですぐに開いていたのに、画像加工ソフトをインストールしたら、そのソフトが起動して開くようになってしまった、ということがよくある。

ちょっと画像を確認するだけならOSのビューアの方がシンプルですぐ見られるのに、画像加工ソフトがいちいち起動するのは起動に時間もかかって煩わしい。画像加工ソフト側でファイルを関連付けする設定項目が用意されている場合もあるが、ここでは対象の画像ファイルから直接関連付けする方法を紹介しよう。

Windowsの標準ビューアであるWindows Picture and Fax Viewerで開くように関連付けられている状態(画面1)。アイコンをダブルクリックするとWindows Picture and Fax Viewerで開く(画面2)。
画面1 Windows Picture and Fax Viewerに関連付けられている画面2 アイコンをダブルクリックすると、Windows Picture and Fax Viewerで開く
画面1 Windows Picture and Fax Viewerに関連付けられている画面2 アイコンをダブルクリックすると、Windows Picture and Fax Viewerで開く

別途に画像加工ソフトなどをインストールして、インストール時にそのソフトに関連付けしてしまうことがある(画面3)。画像ファイルをダブルクリックすると、インストールした画像加工ソフトで開くようになってしまう(画面4)。
画面3 画像加工ソフトのインストール時に、そのソフトに関連付けしてしまうことがある画面4 アイコンをダブルクリックすると、インストールした画像加工ソフトで開かれる
画面3 画像加工ソフトのインストール時に、そのソフトに関連付けしてしまうことがある画面4 アイコンをダブルクリックすると、インストールした画像加工ソフトで開かれる

変更したい画像形式のファイル上で右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択する(画面5)。[全般]タブを選択し、[変更]ボタンをクリックする(画面6)。
画面6 ファイル上で右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択画面7 [全般]タブを選択し、[変更]ボタンをクリック
画面6 ファイル上で右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択画面7 [全般]タブを選択し、[変更]ボタンをクリック

[ファイルを開くプログラムの選択]が表示されたら、[プログラム]の欄から[Windows Picture and Fax Viewer]を選択し、[OK]ボタンをクリックする(画面7)。「プロパティ」に戻ったら、こちらも[OK]ボタンをクリックする(画面8)。
画面7 [Windows Picture and Fax Viewer]を選択画面8 「プロパティ」で[OK]ボタンをクリック
画面7 [Windows Picture and Fax Viewer]を選択画面8 「プロパティ」で[OK]ボタンをクリック

ファイルが、Windows Picture and Fax Viewerに関連付けされたアイコンに変更される。同じ画像形式(ここではjpg形式)も同じく関連付けされる(画面9)。対象のファイルをダブるクリックすると、Windows Picture and Fax Viewerによって画像が表示される(画面10)。
画面9 Windows Picture and Fax Viewerに関連付けされたアイコンに変更される画面10 Windows Picture and Fax Viewerによって画像が表示される
画面9 Windows Picture and Fax Viewerに関連付けされたアイコンに変更される画面10 Windows Picture and Fax Viewerによって画像が表示される

ファイルをダブルクリックしたときに開くアプリケーションは、拡張子とアプリケーションを関連付けすることでダブルクリックしたときに開くアプリケーションが決定する。例えば、画像ファイルでも、「jpg」形式の画像はOSに標準のビューアで、「bmp」形式の画像は画像加工ソフトで開くようにというように使い分けることも可能だ。

もちろん、この関連付けによって開くソフトウェアの設定は画像ファイルだけでなく、ほかのファイルも設定することができる。テキストデータをダブルクリックしたときに開く「メモ帳」を、「Microsoft Word」で開くように設定することもできるので、応用して使いやすいように自分で設定し直してみるのもいいだろう。

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編集部:篠崎 哲(ジャムハウス)
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