メンバーが固まった近藤のユニット。ユニット名は募集すると発表

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4月13日(金)新宿FACEにおいてEl Dorado『The treasure of spring breeze』が開催された。

試合開始前に川畑代表が挨拶。前興行からのテーマになっているユニット編成において、リーダーとされる4人を呼び出した。菅原は現れず、近藤、YASSHI、大鷲がリングに上がる。川畑代表は開口一番「ユニット制をやると言っているのに、君達から何もアピールがない」と告げた。それに対して近藤は「前回言われて、今日からが始まりじゃないの?」と返答。続いてブラザーは「南京は完成していますから」と返答。怪我で今大会を欠場する大鷲は「俺様が怪我をしているんだから対戦カードくらい直せ」と詰め寄る。するとビジョンに対戦カード予定表が表示され、ランダムにカードが決定した。飽き枠にはリーダーとされる4人が入る事となったが、大鷲が怪我の為に川畑代表が第3試合に代わりに出場する事となった。川畑代表は「責任をとるってのはこういう事なんだよ」と言い残しリングを去った。

第1試合ではミラニートが近藤に「近藤さんと一緒にやりたい」と直訴。近藤は「向こう(対戦相手)のチームで頑張れば入れてやる」と条件付きで承諾。カードを近藤&ミラニート組vsYASSHI&ポコダ組から近藤&ポコダ組&YASSHI&ミラニート組に変更し試合開始。ミラニートがA.T.ロックでポコダを沈めると近藤に再度直訴。近藤は“合格”としミラニートが近藤のユニットに入る事が決まった。

第2試合、怪我で戦線を離れていた菅原が入場テーマとコスチュームを変えて復帰戦に臨んだ。やる気のない菅原は青木の攻撃をくらい続けたが、急所蹴りからの十三不塔で秒殺した。

第3試合、川畑代表はスーツ姿でリングイン。清水、バナナが執拗に川畑代表を挑発するが川畑代表は無視。味方であるベアー、沖本がタッチを要求しても交代する素振りをみせず。試合は実質、沖本&ベアー組vs清水&バナナ&佐藤のハンディキャップマッチの形となった。劣勢を強いられた沖本組だったが、試合終盤の混戦の中、川畑代表がリングインしバナナに張り手を見舞う。その隙をついて沖本がバナナからジャーマンで勝利した。試合後、川畑代表は試合に参加した選手に「並べ!」と命令。納得のしない佐藤は命令を無視し引き上げた。残った4人を前にして川畑代表は「お前達4人がリストラ候補だ」と宣告。続けて清水に対し「選手としてはどうかと思うが、スタッフだったら買ってるよ」と厳しいコメント。これに清水は怒り心頭で退場した。尚も辛辣な発言をする川畑代表の前に大鷲が現れ「お前に何の権限があるんだ」と詰め寄ったが、「あんたの怪我のせいでカードが組めなかった、ユニットを組めなかったら(リーダー候補だろうが)クビだよ」と答えリングを去った。言葉を失った大鷲にベアーが大鷲のユニット入りを直訴。大鷲は加入を認めるが直訴したはずのベアーが大鷲に条件を突きつけた。その条件はダイノジおおちばりの虎のセーターを着る事だった。渋々袖を通した大鷲に、ベアーは「あんた最高だよ」と意気投合。そこにバナナも大鷲のユニットへ加入を直訴したが、バナナの入場曲とリングネームに対して難癖をつける。次回大会までに“プロレス界がひっくり返る”程のリングネームを考えてくれば再考すると言い、バナナもこれを了承しリングを後にした。