セミファイナルは、YASSHIvsアントーニオ本多のプロレス界屈指のおしゃべりマシーンがシングルで激突。入場時にYASSHIはパイプイスを持ち臨戦態勢だったが、ゴングが鳴らされると即座にイスを組み立てトークショーの様相に。ここでアントーニオが通常の試合の前に特別ルールとしてお喋り1本勝負を提案。フリートークを繰り広げ、言葉に詰まったらカウントが入るという特殊ルールの中で試合(トーク)が行われる事となった。アントーニオの髪の毛の話、モノマネの話と続いて高校の話になり、どっちの高校が頭が悪いのかに発展。アントーニオが出した「56+38は?」という問いにYASSHIは考え込んでしまい3カウント。直ぐさま辻本が「口では負けたけど試合には負けへんのじゃ!」と襲いかかり通常のプロレスルールで試合が開始。試合は辻本がナイスジャマイカ(ジャーマンスープレックスホールド)でアントーニオを沈め勝利。試合後、辻本は「今日は試合に勝ったけど、マイクで負けた。次は2本とも獲ってやる」とコメント。アントーニオは「おまえと俺は仲が悪かった。でも闘いを通じて友達になった。次は組むのか闘うのか解らないが最高のプロレスを創り上げようぜ」とYASSHIと抱擁を交わしリングを去った。

メインは近藤組の入場を菅原組が襲い試合開始。Ken45°がローンバトルを強いられ近藤組が劣勢に。KAGETORA、近藤が流れを変えようとするも試合終盤に互いのラリアットが誤爆してしまう。孤立したKen45°が意地をみせたが、序盤のダメージが重く菅原の十三不塔に沈んでしまう。不完全燃焼のKAGETORAはKen45°に対し激怒したが、近藤が「じゃぁ、おまえ(KAGEORA)が助けに行けよ」と、Ken45°を擁護。「俺がKenを育てるよ」とユニットに加える意向を明らかにした。そこに菅原が割って入りKAGETORAを勧誘。「ふざけんじゃねぇよ」と拒否したKAGETORAに「俺らもおまえなんかいらねぇよ」と襲いかかる。痛めつけられるKAGETORAをYASSHI、沖本、大鷲が救出に現れる。辻本は「KAGETORA、お前の本名はなんや?橋本やろ。辻本、沖本、日野本、橋本。高校の時にアマレスもやっとったから確定やんけ」と勧誘。大鷲も「さっきベアーが俺様のユニットに入った。俺様が鷲、ベアーが熊、KAGETORA、お前は虎だろう。動物園みたいでいいだろう」と勧誘。KAGETORAは無言のまま退場した。そこに何故かアントーニオが登場。近藤、Ken45°、ミラニートをリング上に無理矢理上げ「俺、ユニットとか入りたいっす」と要求。近藤は“おふざけ無し”という条件を提示した。アントーニオは「適度に誓います」と返答。近藤は「俺のユニットのおしゃべりマシーンになってくれ」と加入を許可した。

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