【ファンキー通信 カルチャー編】あの「高橋がなり」がプロデュース! 『熟女ライス』って何?

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 秋葉原を歩いていたら変なものを見つけた。ぱっと見はどう見てもアダルトビデオ(しかもマニア向けな雰囲気)、しかし手にとって見ると、それは電子レンジで簡単に調理できるパックのライスだった! 商品名は『熟女ライス』。横には18禁の文字。105円、安い。そわそわした僕は、熟女ライスを買って実際に試食してみることにした。

 試食してみると、なんだ、普通のご飯じゃないか。紛らわしい。それにしても、誰が何のためにこんな不思議な商品を開発したのだろう? 企画した「国立ファーム」さんにお話しを伺ってみた。熟女ライスってどういう意味ですか??

 「『熟女ライス』は2007年1月5日から販売を開始しました。古米を使っているのでアダルト米。じゃあ商品は『熟女』と名づけよう、と。まあちょっとしたお遊びですね。秋葉原なんかではかなり面白がられていて、実際に売れているみたいですよ」(国立ファーム 広報/中野さん)

 しまった。僕も気になって秋葉原で買ってしまった人の一人だ。いつの間にか乗せられていたのだ。それにしてもお米に「18禁」と記したり、パッケージにAV女優の写真を使ったりとかなり大胆なことをする。なんでこんなことしたんですか?

 「弊社社長の高橋がなりのアイデアなんです。今後も姉妹品を出していく予定で、新米を扱った『ロリータ米』。赤飯を扱った『○○米』(←自粛。どの言葉が入るかは両親に聞こう)なんかも入荷の予定があります」(同)

 なるほど、テレビ番組「\マネーの虎」なんかで強烈なインパクトを残したAVメーカー、ソフト・オン・デマンドの元名物社長、高橋がなりさんのアイデアだったようだ。それなら分かる。ちなみに高橋がなりさんはソフト・オン・デマンドを去り、「日本の農業を変える」と宣言し、国立ファームという会社を立ち上げた。それにしても、いまや大企業となった会社を離れなぜ農業に?

 「高橋曰く、農業は時代遅れ感がある業界なんですよね。国から守られているので、みんな横並びで同じような製品を作って、ライバルよりどういい商品を作るべきか、という当たり前の発想がない。それを変えるべく、高橋が作った会社が国立ファームなんです」(同)

 ふざけているようで、意外に奥が深かった熟女ライスと国立ファームに今後も期待したい(梅田カズヒコ/verb)

■関連リンク
国立ファーム - 文中で紹介した国立ファームのWebサイト

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