【ファンキー通信】若手って一体いつまでが「若手」なの?

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 入社して2〜3年経つ今日この頃。先日、思いきって先輩に意見したところ「若手のくせに」となじられ、またある失敗をしたところ「もう、若手じゃないんだから〜」と怒られた。あれ・・・? コレって自分は若手なの? 若手じゃないの?? ちょっと不思議。

 そして、「若手」といえば、思い出すのがお笑い芸人だ。お笑いの世界は年齢関係なく、最初は若手から始まり、売れていくにつれ中堅、大御所・・・と言われるようになるのが常だ。しかしながら、若手でブレイクし、中堅まで人気が持たずにあっという間に賞味期限が切れてしまう芸人もいれば、いつまでも若手の看板をしょったままの芸人もいる。一体、お笑い芸人は、いつまでが若手と呼ばれるのだろうか?

 「お笑い芸人の場合、売れたての芸人はよく“若手”と呼ばれるが、実際芸暦は何十年・・・というケースもよくあります。例えば落語の世界になると、40代でも若手と呼ばれますからね〜。」(ホリプロ 目黒笑売塾/塾長 矢野さん)

 どうやら、お笑い界では若手と年齢は関係がないそうだ。もともと判断基準というものはないらしく、自分たちのレギュラー番組を数本持っていたり、視聴者が見ていて「笑える」という安心感を持てるような芸人・・・という位置づけになると、それぞれが若手から中堅、大御所と格付けしていくのだろう。また、「体を張った無茶な芸は若手の役目(おいしいところ)」との見方もあり、これをしている限りは“一生若手”という肩書きを貼られることになるとも考えられる。若手の時期はとっくに過ぎているのに、今も体を張った芸で有名なダチョウ倶楽部の上島竜平や、出川哲郎などは、その代表的な芸人といえるのでは・・・?(これは名誉を込めた意味)

 では冒頭の話に戻って、一般社会の若手の基準とはこれいかに?

 「う〜ん、30歳前程度? その会社によると思いますが、会社の平均年齢より前の年齢を若手と呼ぶのではないのでしょうか」(某商社勤務 男性 34歳)

 と、これもまた、決まった規定や基準はないそう。一般的には、新入社員が独り立ちするまでは若手扱いをされることが多いそうなのだが、仕事ができる人間はそう何年もかからないで出世するし、逆にいつまで経っても若手レベルの仕事しかできない人間もいる。あえて基準をつけるなら、入社から3〜4年以降は若手とは呼ばれなくなるそう。

 また、若手とは「未熟」という意味も込められているそうなので、いつまでも「若手気分」でいるのは、ちょっと考えものかも!?(坂井あやの/verb)

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