短毛種の猫ってブラッシングを嫌がる子が多いのですが、毛が抜ける以上はやらざるを得ない……。あまりにも全力なブラッシング拒否っぷりに思わずフフッとなってしまう黒猫ちゃんが話題になりました。

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 「これはブラッシングを拒否する猫です」と、手に持った柄付きたわしにも似たブラシを、カメラ目線で後ろ足で全力かけて押している状態の黒猫の姿とともにツイッターに投稿しているのは、2匹の猫の飼い主さん。2018年に相次いで子猫を保護した猫たちにそれぞれ、キジトラはごまめ君、黒猫はにまめちゃんと命名。その名前から、「ごまめとにまめ」というアカウントで2匹の日々(と飼い主さんのつぶやきなど)をツイートしています。

 にまめちゃん、この後ブラシが嫌すぎて戦闘モードにスイッチオン!拒否状態から奪い取ってブラシに渾身のケリケリ攻撃!そこまでブラシに拒否感が強いとは……。

 にまめちゃんのその拒否っぷりと攻撃に、「凛としてて、整然と嫌ですと言っていますね」「なんて真っ直ぐな目で拒否するんだ!」と、きっぱりとした目線に感心してしまう人が出るほど。

 飼い主さんによると、にまめちゃんもごまめ君も、ブラッシングは大嫌いなのだそうで、「ラバーやグローブ、スリッカーやタワシなど様々なブラシを試しましたが全滅でした」と苦笑されています。ちなみににまめちゃんが攻撃しているタワシ状のものは、職人さんが作ったペット用タワシ。このブラシだけはかろうじて顎の下をブラッシングさせてくれるそうですが……。

 同じく2匹の猫を飼っている筆者、思わず首をヘドバン状態になりそうな勢いで頷いてしまいました。筆者宅の猫もその辺で拾って育てた短毛の雑種。一匹は毛並みがストレートなのでスルンとしており、換毛期以外はそう大して抜けないのですが、もう1匹が……。

 短毛ながらもやや癖っ毛なので、よくお腹の中に毛玉が溜まってしまうようで。その状態でご飯を食べるものだから……あとはお察しください(泣)。

 癖っ毛の方は私にいつもべったりな癖に、いざブラシや爪切りを手にすると途端に行方をくらましてしまうので困ったものです。この子もストレートヘアだったらまだお腹の中味を出すこともなかっただろうに……。そう思いつつ、高い1本刃のコームからラバーブラシまで試してみるも、この時ばかりは「シャー!!」。使えないブラシばかりが溜まる家に……。

 飼い主の苦労、猫知らず。といったところですが、まぁそういうところも含めて猫を飼っている訳ですからしょうがないとは言え、誰か猫から近寄っておねだりするくらいに使えるブラシ、知っている人いませんか〜!?

<記事化協力>
ごまめとにまめさん(@gomame_cat)

(梓川みいな)