脂っぽい頭皮にも使えるヘアオイルって？

2018年9月20日 19時28分

頭が脂っぽい。そんな悩みありませんか。

その脂の正体っていったい何なのでしょう。

人間の皮膚は、常に脂成分を分泌しています。

頭皮も同じで、この頭皮の脂は、雑菌が皮膚内部にまで侵入するのを食い止めたり、髪の毛の潤いやつやを出したりする効果があります。

でも、多すぎると、酸化してかえって雑菌を増やしたり、嫌な臭いを発したり、髪の毛をべたつかせるもとにもなります。

では、なぜ頭皮が脂っぽくなるのでしょうか。

もともと汗っかきとか、脂症の人はいますね。それは体質です。

年齢とともに体内で脂分を吸収・分解する力が弱まるため、余った分が皮膚から脂として分泌されるケースもあります。

また、ヘアケアに原因がある場合も。

髪がべたつくからと石油系の界面活性剤を配合した洗浄力の強いシャンプーを使うと、洗い流されてしまった脂分を補おうと、頭皮が普段よりも多く皮脂を出してしまうこともあるんです。

そんな人にはヘアオイルがおすすめ、と言えば、びっくりするかもしれません。

ただでさえ脂ぎっているのに、そのうえオイルを使うなんてと思うでしょう。

でも、それは一面で間違いです。

頭皮の脂症の原因の一つは、脂の落としすぎだといいました。これは、洗いすぎだということですね。

頭の皮脂は本来、必要なものですので、足りなくなった分だけ余計に分泌します。

そのため、お風呂上りには適度な油分を補うことで、かえって脂ぎった頭になりにくいのです。

また、髪の水分不足も頭皮の過剰分泌の原因の一つ。

髪には適度な潤いが必要ですから、過剰な洗浄やドライヤーの熱などで水分を失うと、それを防ぐために頭皮や髪をコーティングしようと、脂が分泌されるのです。

それを防ぐためにも、ヘアオイルは有効です。

ヘアオイルの種類

ヘアオイルには植物性と鉱物性がありますが、おすすめは植物性の椿油を主体としたものです。

また、馬油がいいという意見もありますが、これは好き好き。自分にあったものを探しましょう。

さらに、ヘアオイルの中にはシリコン入りのものがあります。

髪にコシやさらなるつやを出したいという人は使ってみてもいいかもしれません。

ただ、シリコンは毛穴をふさぐとの意見もありますので、ご注意を。

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