しなの鉄道が、115系電車の「湘南色」「初代長野色」「長野色」を連結した9両編成の臨時列車を運転します。

EF64形電気機関車が重連で登場

 しなの鉄道は2018年9月18日(火)、同社ファンクラブ組織「しなてつパートナーズクラブ」が今年10月に発足1周年を迎えることを記念し、115系電車3両を3編成連結した9両編成の特別臨時列車を運転すると発表しました。


115系電車の「湘南色」(画像:しなの鉄道)。

 115系は国鉄時代に製造された電車です。しなの鉄道では、JR東日本から譲渡されたこの車両が使用されています。オレンジと緑に塗り分けた「湘南色」、緑と赤の帯を巻いた「初代長野色」、明るい青と緑を配した「長野色」を連結し、9月23日(日・祝)に次の区間・時刻で運行します。

・戸倉11時52分発→上田12時16分着
「初代長野色」+「湘南色」の6両で運転。

・上田12時52分発→小諸13時08分着
上田で「長野色」を連結し9両で運転。

・小諸13時15分発→屋代14時24分着
小諸〜上田間でサポーター会員先着50人に缶バッジセットを配布。

・屋代15時04分発→戸倉15時11分着
サポーター・ファン会員のみ乗車可。乗車証明書配布。

 しなの鉄道によると、115系9両編成での旅客列車の運転は、同社としては初めてといいます。屋代15時04分発以外の臨時列車3本は、有効な乗車券があれば誰でも乗車可能です。屋代15時04分発の列車は、「しなてつパートナーズクラブ」会員限定の団体専用列車です。

 戸倉駅では当日13時56分から14時30分まで、JR貨物のEF64形電気機関車が重連で登場。同駅ホームでは、運転士時刻表レプリカ(サポーター会員限定、10時半〜11時半)やオリジナルグッズ(一部商品サポーター・ファン会員限定、13時45分〜14時半)の販売も行われます。

 このほか、上田駅では限定20食のオリジナル掛け紙弁当(12時半〜12時50分)が、戸倉、上田、小諸の各駅では「115系9両編成号運転記念乗車券」(3種330円〜830円)が、屋代、戸倉、上田、小諸の各駅では「115系9両編成号運転記念入場券」(4種各190円)がそれぞれ販売される予定です。