会場には、高知県のご当地グルメを販売するブースがズラリ

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3月3日(土)〜11日(日)、“日本のアニメ聖地88”に選ばれている高知県高知市で「土佐の『おきゃく』2018」が開催。“宴会”をテーマに、高知市中心街でさまざまな催しが行われるまちなかフェスだ。

お座敷遊びも体験できる

■ 地酒やグルメも! 高知のうまいもんを満喫

イベント名にある“おきゃく(お客)”とは、土佐弁で宴会のこと。高知県は、お酒を酌み交わして仲良くなる“飲みにケーション”が盛んな地域で、同イベントではその文化の魅力を発信するべく、街の各所で宴会やライブ、マーケットなど約40以上の企画を展開する。

なかでも、土日に開催されるメインイベントに注目。3月3日(土)、4日(日)に高知市中央公園で開かれる「ご当地グルメ屋台村」では、高知県のご当地グルメやB級グルメが一堂に集結。地酒をはじめ、海の幸や山の物、さらにスイーツまでバリエーション豊富なメニューを販売する屋台が並ぶ。4日(日)には、よさこいチーム17組によるパフォーマンスが披露される「よさこい春の舞」が催される。

3月10日(土)、11日(日)には、「日本一の大おきゃく 放浪記」が催され、高知市中央公園と高知市中心街にあるアーケードに6ヵ所の“横丁”が出現。高知県産の素材を使用したメニューや高知ならではのグルメが味わえる。また、イートインスペースに畳の座敷席が設けられる横丁もあり、宴会気分をより盛り上げてくれる。

■ 20名以上の漫画家が高知県に集結!

「アンパンマン」の原作者・やなせたかし氏や「深夜食堂」の原作者・安倍夜郎氏など、多くのクリエイター・漫画家を輩出している高知県。そんな“まんが王国・土佐”では、漫画と地元の魅力を発信するべく、さまざまなイベントを実施している。

3月3日(土)、4日(日)に開催される「第4回 全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」もその企画のひとつ。「キャプテン翼」の原作者・高橋陽一氏や「クッキングパパ」の原作者・うえやまとち氏など、20名以上の漫画家が出演する漫画の祭典だ。

同イベントで注目したいのは、漫画家の貴重な話を聞くことができる無料のトークショー。高橋陽一氏が登壇する「高橋陽一スペシャルトークショー 〜キャプテン翼の世界〜」では、「キャプテン翼」の初代編集者の鈴木晴彦氏とともに、作品の誕生秘話などを語り尽くす。さらに、「フォーシーム」を連載中のさだやす圭氏が、スポーツまんがの世界について語る「さだやす圭が語る!熱い漢達のスポーツまんが」や、「エリア88」の原作者・新谷かおる氏と海洋堂の宮脇社長が、「エリア88」とミリタリーの魅力についてトークする「新谷かおるコラボ海洋堂 〜エリア88のディープな世界〜」など、ファンにはたまらない企画がラインアップ。

また、全国漫画家大会議のゲスト漫画家全員が参加する「土佐のおきゃくで漫画家大会議!」(5400円、飲食費込)や、グルメ漫画を代表作に持つ漫画家による「高知の食材をまんがで語れ!」(参加費2160円、飲食費込)といった漫画家との交流企画も充実している。なお、交流企画は定員制なので、早めの申込みがオススメ。そのほか、「ゴルゴ13」や「空母いぶき」など、連載作品を中心に100点以上の複製原画を展示する、ビッグコミック創刊50周年を記念した企画展「ビッグコミック展」(入場無料)など、子供から大人まで楽しめるイベントも盛りだくさんだ。

宴会から漫画まで、高知県の魅力を発信するイベントに参加してみてはいかが?(東京ウォーカー(全国版))