インディアンスのフランシスコ・リンドーア【写真:Getty Images】

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16年ゴールド・グラブ賞名手が来日中に挑戦、米特集「リンドーアが日本で武術修行」

 米大リーグのインディアンスで16年ゴールド・グラブ賞を受賞した名遊撃手、フランシスコ・リンドーア内野手が合気道に挑戦。道場で白の道着をまとって正座するレア画像をツイッターで公開した。MLB動画紹介サイト「Cut4」も「リンドーアが日本で武術修行」と特集し、話題を呼んでいる。

 メジャーが誇る屈指の名遊撃手が、日本の武術に挑み、話題を呼んでいる。リンドーアはツイッターを更新。現在、来日中で「これからひと仕事! #東京 #合気道」とつづり、掲載したのは1枚の画像だ。

 荘厳な日本画が印象的な広い道場で、上下白の道着に白帯を巻いたリンドーアは緑のたたみに腰を下ろし、両手を膝の上に置いて姿勢正しく正座している。両サイドには道着を着た日本人が2人。その真ん中でメジャーのトップ選手がいるのが、なんともシュールな光景だ。

 これには「Cut4」も「今日の写真:フランシスコ・リンドーアが日本で武術の修行」と見出しを打って特集を掲載。「MLBで最もスマイリーな選手フランシスコ・リンドーアが、オフのトレーニングのために世界をまたぎ、日本へ旅している」とつづり、リンドーアが掲載した写真を掲載している。

心と体を鍛えて進化? ファン反響「来年、内角を攻めたら何が起こるだろう」

 さらに合気道は護身にも使えるが、動きのダイナミックさに重点が置かれていることを紹介。だから、リンドーアは抜群な身体能力でファインプレーを見せることができるとスーパープレーを紹介し、「同時にスピリチュアルな啓発、身体の健康、心の平穏も生む。彼をリンドーア先生と呼ぼう」とユーモアたっぷりにつづった。

 リンドーアの投稿には米国のファンから「楽しんで! 合気道はすごいよ!」「来年、彼の内角を攻めたら何が起こるだろう」「己を駆り立てる内なる強さを見つけますように、テコンドー黒帯三段より」「ハッハッハ、白帯だ」とコメントが相次ぎ、反響を呼んだ。

 11年ドラフト1巡目(全体8位)で入団したリンドーア。24歳ながら昨季は遊撃手でゴールド・グラブ賞を受賞し、オールスター出場。今季も打率.273、33本塁打、89打点、15盗塁と主軸として走攻守で安定した成績を残した。日本で心と体を鍛え、来季はさらなるパワーアップを見せてくれるかもしれない。(THE ANSWER編集部)