共演NG言われ「クソガキが!」(写真は布施さんのブログのスクリーンショット)

写真拡大

俳優の布施博さん(58)がテレビ番組で、「ぶち殺してやろうと思った」などと物騒な発言をしたため、その相手は誰なのかと、ネット上で詮索が始まった。

相手というのはかつて日本を代表する大スターとされ、その人から過去に共演NGを出されて頭にきたということらしいが、布施さんは、その人の名前も、なぜNGを出されたのかの理由も語らなかったため、様々な憶測が広がっている。

「火曜サスペンス劇場」の主演俳優

布施さんが出演したのは2017年5月27日放送の「土曜あるある晩餐会」(テレビ朝日系)。

この日の特集は「今だから言える裏話!80年代90年代ドラマ主演芸能人あるある」で、当時の恋愛や、ギャラ、ハプニングなどの裏話が語られた。布施さんは「コイツ、調子に乗ってるな!」というテーマでエピソードを促され、こんな話をした。

20代の時に「火曜サスペンス劇場」(日本テレビ系)に出演した時のこと。収録が終わり、主演俳優に対し、

「どうもお疲れさまでした。ありがとうございました」

と挨拶したら、

「いや、君とはもう二度と仕事しないから」

と返されたのだという。布施さんは

「年下にそう言われ、ぶち殺してやろうかと思いましたね。本当に。クソガキが!」

と語り、今でも怒りが収まっていない様子だった。相手は当時日本を代表する大スターで、最近また頑張り始めているという。今の年齢は50歳ちょっとなのだそうだ。去年、番組で久しぶりにその相手と会った時には、相手から握手を求めてきたという。布施さんは番組で、その相手と両手で握手する素振りを見せた後に、

「コノヤロー!」

と叫んだ。相手は当時の事を忘れているようだ、とも語った。

ネット上ではこうした発言に相手は誰なのか詮索が始まり、田原俊彦さん(56)、坂上忍さん(49)、船越英一郎さん(56)、唐沢寿明さん(53)など様々な名前が挙がることになった。また、共演NGを布施さんが出されることになった理由は語られなかったことや、布施さんの過去を記憶する人たちからは、「悪いのは布施さんなのではないか?」といった疑問も出ることになった。

酒が原因で様々なトラブルを起こした過去

布施さんは、酒に関わるトラブルが多く報告されていて、1998年11月には主宰する劇団のメンバーとの飲み会で酔い、グラスをテーブルに叩きつけ、それによって若い女性劇団員の顔面に大きな傷ができたことで訴訟になった。

女優の古村比呂さんとは1992年に結婚し、3児の父になったが、09年4月に離婚が成立した。離婚原因の一つが布施さんの酒癖の悪さなどと報道されている。

こうした過去を記憶する視聴者も多かったようで、共演NGを出されたことについて、ネットの掲示板などには、

「年下の大スターが誰でもいいんだけどさ、布施博の肩持つ人いないんじゃないかな」
「 年下の俳優は勇気がある」
「粗暴なふるまいをしたからNGされたんじゃないの。ぶち殺すとか言ってるし」

などといった布施さん批判も書き込まれている。