「ハロウィンヤリ捨て」に要注意!“渋谷ナンパ師”たちの手口

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日本ではすっかり“コスプレ祭化”した「ハロウィーン」。今年は10月31日が平日となっているため、この土日にイベントを楽しむという人たちも多いだろう。

ハロウィーン期間の渋谷は、コスプレ姿の人や、ハロウィーン・メイクを施した人たちで溢れかえり、「非日常の空間」に様変わりする。その「非日常」を利用して女性を誘い込もうとしている、“渋谷ナンパ師”たちの手口を紹介しよう。

■「吊り橋効果」が自制心を弛ませる

恐怖や不安でドキドキしている時に、恋愛感情を持ちやすくなる「吊り橋効果」。これは何も吊橋やジェットコースターなど、身の危険を感じて心拍数が上がったときだけに発揮されるものではない。

普段の見慣れた渋谷が、いつも以上の人たちで溢れ、しかも非日常的なコスチュームに身を包んでいる。更には、町の装飾もハロウィーン特有の物になっており、街全体が浮足立っている状態だ。

普段とは違う街の風景に「ドキドキ」して、いつもよりも自制心が効かなくなっている可能性があり、ナンパ師たちはこれを狙って声をかけてくる。見知らぬ人からの誘いには、普段以上に警戒して対応するのがいいだろう。

■ミラー効果が仲間意識を醸成する

この時期のナンパ師たちは、わざわざコスプレやハロウィーン・メイクを施して女性を待ち構えている。これは、「街に馴染むため」というだけの理由ではなく、「イベントを楽しみに来た」という共通の目的を狙ってのことだ。

ハロウィーンを楽しむという共通の目的があることや、お互いハロウィーンの雰囲気にあったコスチュームを着ていることによる「ミラー効果」がはたらき、いつもよりも心の距離が近づくスピードが早くなる。

雑談しているうちに「なんか気が合いそうだし、楽しくていい人そう」なんて思った頃には、ナンパ師たちの術中にハマっているかもしれない。十分に注意してほしい。

■ロミオとジュリエット効果で、ベッドイン?

ハロウィーン期間中の渋谷には、酔っ払って暴れる人や、人の迷惑を顧みずにぶつかって歩く人など、ストレスを感じる人たちも少なからずいる。また、事故を防止するために警官が配備されたりもするが、ナンパ師たちはこれをも利用してくる。

・「酔っぱらいって嫌だよね」
・「混んでるから仕方ないのに、人の迷惑を考えられない人にはなりたくないね」
・「せっかく楽しんでるのに、警察が水を差してくるね(笑)」

このように、街中に存在するあらゆるものを「共通の敵」として話のネタにしてくる。「共通の敵」の存在は心の距離を近づけ、ひいては恋愛を燃え上がらせる力を持つが、これは「ロミオとジュリエット効果」などと言われ、ナンパ師の作戦に他ならない。

 ◇ ◇ ◇

ナンパ師たちの手口を知って、心構えや対策ができたら、『365日パリピBOOK―その遊び方、古くない?』(主婦の友社刊)などで、“今年っぽく盛れる”ハロウィーン・メイクの情報をゲットすると、今年のイベントをより楽しむことができるかもしれない。

(新刊JP編集部)

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