ポケモンGO、好きなポケモンと歩ける『相棒ポケモン』機能を準備中。距離に応じてアメが報酬

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マクドナルドに続いてソフトバンクともパートナーシップ契約を結んだ Pokémon GOの話題。アプリやサーバとの通信を解析したプレーヤーが、未実装の新システム「バディシステム」を発見しました。

見つかった手がかりを総合すると、「バディシステム」は手持ちのポケモンから一体を選んで、フィールドを一緒に歩けるシステム。表示だけではなく、歩いた距離によってその種族の進化・強化に必要なアメが手に入る仕組みです。

更新:正式な予告がありました。実装は近日中の次回アップデートで。

ポケモンGO、『相棒ポケモン』を正式発表。一緒に歩いてアメを獲得、導入はまもなく

Buddyシステムが見つかったのは、ポケモンGOとGoogleのサーバがやり取りする情報を解析するPOGOProtosのGitHub。アプリの最新バージョン0.35.0から内部的には存在するものの、有効にされていない準備中の追加要素と考えられています。

ポケモンGOを運営するナイアンティックの正式な発表ではなく、通信プロトコルを解析した結果の断片的な手がかりでしかありませんが、今のところ分かっているのは、

・一緒に連れ歩くポケモン(バディポケモン)は同時に一匹だけ。

・一緒に歩いた距離に応じて、そのポケモン(の系統)のアメが手に入る。距離計測は実装済みのタマゴとふかそうち同様。

・バディポケモンはサイズが定義される。「中・大・飛行・肩乗り」という分類から、フィールド上を一緒に歩いたり、近くを飛んだり、肩に載ったりして表示されると考えられる。

といったところ。

ポケモンGOではポケモンの進化にも強化にも種族ごとのアメが多数必要になることから、せっかくレアなポケモンを手に入れても、バトルで活躍させたり進化させるには同じポケモンをまた数体〜数十体ゲットするか、たまたまタマゴからアメを背負って孵化するのを待つハードルがあります。

もしバディシステムが実際にこのとおりの仕組として実装されるならば、入手困難なポケモンでも一匹さえ捕まえてしまえばアメが量産できるという、大きな意義のあるシステムになりそうです。

特にアメや強化を意識しないカジュアルなプレーヤーにとっても、図鑑が埋まるだけでなく一緒に歩けるのは大きなインセンティブになります。

実際に正式導入されるタイミングについては、現行最新バージョンの0.35.0から手がかりが見つかったことから比較的近いのではとの予想もあるものの、そもそも本当に実装されるかも含め、正確なところはまだ不明。

希少なアメの入手を思えば早く導入して欲しい要素ですが、すでに見つかった手がかりから推測されたとおりの仕組みになるのか、また違った仕組みになるのかも未確定です。

ポケモンGOで「歩いた距離」を使う仕組みとしては、タマゴを孵化させて「ポケモン+多数のアメ+ほしのすな」を得るシステムがあります。

ある意味もっとも入手困難な「歩行距離」というリソースでキャップを設けているように見えて、使い捨ての「ふかそうち」を有料で購入し続ければその希少リソースに何倍もの倍率をかけられるという、恐るべきマネーパワーシステムでした。バディシステムにも「どうはんりょうきん」課金などがないことを祈りたいものです。

更新:正式発表がありました。導入は近日中の次回アップデートで。「どうはんりょうきん」はかからないようです。ポケモンGO、『相棒ポケモン』を正式発表。一緒に歩いてアメを獲得、導入はまもなく