SIMフリースマホの大本命! 「ZenFone 3」シリーズは「ZenFone 3」を買うべきワケ

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SIMフリースマホ(格安スマホ)は、台湾や中国メーカー製品の人気が高く、市場を牽引している。
特に台湾の大手メーカー「ASUS」(エイスース)の「ZenFone」シリーズは、格安スマホの市場を確立してきたブランドだと言えよう。

その「ZenFone」シリーズの待望の最新モデル「ZenFone 3」が発表された。

●もっともおすすめは「ZenFone 3」
今回発表された「ZenFone 3」は、SIMフリースマホ「ZenFone」シリーズの中でも高性能な最新モデルだ。
発表されたのは3モデル。
・ZenFone 3
・ZenFone 3 Ultra
・ZenFone 3 Deluxe

位置づけとしては、「ZenFone 3 Deluxe」が最も高性能なハイエンドモデルだ。
残りの2モデルは、ミドルハイモデル(中間よりやや高性能より)となっている。

3つのモデルのどれが良いのか? なかなか悩ましい。
この3モデルの中で、もっともおすすめしたいのは、「ZenFone 3」だ。

●ZenFone 3は、2万円台後半から?
「ZenFone 3」は、今回発表された3モデルの中でも、もっともスタンダードな製品だ。
しかし、スタンダードながら高性能かつ高品質なモデルに仕上がっているのだ。
詳しく見てみよう。

・CPUはオクタ(8コア)コアのSnapdragon 625を採用
・ディスプレイは5.5インチ フルHD
・正面と背面にゴリラガラス4を採用
・カメラは1600万画素、合成ショットで最大6400万画素相当の撮影が可能
・動作メモリ(RAM)は3GBないし4GBと大容量
・最新のオートフォーカス「トライテックAF」採用
・指紋認証に対応

カメラやCPUが性能アップしているうえ、高級感あるボディに、指紋認証でセキュリティも万全なのだ。

さらに、びっくりなのが価格だ。
なんと、RAM 3GB/ストレージ32GBモデルで、249米ドル(約2万7000円相当)と、かなり破格な価格だ。

通常、同じような性能のスマホは、国内では4万円台という価格となっている。
もしも3万円台で登場したならば、現在の格安スマホに大きな脅威となるだろう。
それだけ、高コスパなスマホに仕上がっているというわけだ。

その「ZenFone 3」は、日本市場にも投入されるようなのだ。

●DeluxeとUltraの日本販売は不明
同日に「ZenFone 3」シリーズとして発表された残りの2モデル
・ZenFone 3 Deluxe
・ZenFone 3 Ultra
は現状では、日本向けに発売されるかどうかは不明だ。

大まかな特徴は、
・ZenFone 3 Deluxe

高性能CPU Snapdragon 820を採用
2300万画素カメラを搭載し、合成ショットで最大9200万画素相当の撮影も可能
パソコン並の6GB RAMを搭載
5.7インチ フルHDのスーパーアモレッド(有機EL)を採用
価格は499米ドル(約5万5000円)〜

・ZenFone 3 Ultra

タブレット並の6.8インチディスプレイを採用
高音質なスピーカー及び臨場感のあるソフトウェア
大容量 4100mAhバッテリー搭載
価格は479米ドル(約5万3000円)〜

つまり、この2モデルは、
「ZenFone 3 Deluxe」は最高性能のZenFone
「ZenFone 3 Ultra」は通話のできるタブレット
という位置づけだ。

現状、この2モデルが日本向けに投入されるかどうかは未定だ。
しかし、それぞれ魅力的で、面白い特徴をもっている。
ぜひとも日本でも販売してほしいものだ。

ともあれ、新しく生まれかわった「ZenFone 3」の3モデルは、どのモデルも日本のSIMフリー市場でも間違いなくヒットするだろう。
その中でも、やはりおすすめは、もっとも高コスパで使う人を選ばない「ZenFone 3」で間違いないだろう。

ZenFone 3|ASUS(英文)


布施 繁樹