「我々はまだ首位だ」

ホームでラツィオに敗れ、『Gazzetta dello Sport』が独占でチーム内での緊張を報じたインテルだが、ロベルト・マンチーニ監督は冷静だ。自身のツイッターで、こう述べている。

「我々は一つの試合で負けただけだ。我々のグループ内に根拠のない対立やケンカがあったとか憶測する必要はない。選手たちはここまで見事だった」

さらに、インテルも公式声明で、次のように発表している。

「インテルは首位におり、昨日は単に一つの試合で負けたというだけだ。普通のドレッシングルームの状況が誇張され、起きてもいないことを空想している」

もちろん、『Gazzetta dello Sport』は、報じたことがすべて実際にあったことだと分かっている。

インテルは勝ち点36で首位に立ち、ナポリとフィオレンティーナに勝ち点1差、ユヴェントスに同3差をつけている。ウィンターブレイク明けの1月6日には、敵地でエンポリと対戦。出場停止でフェリペ・メロは不在だが、リベンジへの意欲をもってリーグ再開に臨む。