テクノロジー界の巨人が描く全体像―現在、そして未来。ある一面から見ると、グーグルはオンラインで広告収入を得ながら、モバイル端末やインターネットサービス関連事業を行っているが、そのほとんどは利益性が低い。別の見方をすれば同社は、期せずして広告から収入を得ることになったものの、本来の姿は野心に満ち、狂気さえ感じさせるようなテクノロジーの革新者だ。もちろんグーグルは企業として後者の位置づけを選ぶだろう。