今もっとも過酷な仕事は「教師」ではないだろうか。いじめなや体罰が度々問題となり、「教育はすべて教師の仕事」とばかりに躾まで丸投げする親もいる。もちろん、体罰は許されるものではないが、教師とて「聖職者」ではない。この状況で、教師とはどうあるべきなのか?『「プロ教師」の流儀―キレイゴトぬきの教育入門』(諏訪哲二/著、中央公論新社/刊)では、学校教育における「常識」や「キレイゴト」を根本から検証