何か面白いこと、楽しいことがあったら、誰かにその話をしたくなる。でも、興奮したまま話しても思っていたより相手にうまく伝わっていないということは多いはずだ。そうすると、とっておきの話が盛り上がりの欠ける話になってしまう。なぜ、こんなことになってしまうのか。それは、オチのちゃんとある話の組み立てができていないからだ。本書『話にオチをつける技術』(山田周平/著、こう書房/刊)では、「オチ」のある「