プロ野球ビジネスの第一人者である小林至氏が、自身のYouTubeチャンネルにて「【プロ野球選手の遠征事情】夜の街にいつ繰り出す?/食事会場でご当地メシ/昭和選手の”酒豪伝説”【小林至のマネーボール】」と題した動画を公開した。動画では、現代プロ野球選手の遠征先での過ごし方や、徹底した食事管理の裏側が語られている。

かつては遠征の夜に街へ繰り出し、朝まで飲み明かすことが恒例だったプロ野球選手だが、現在ではホテルで過ごす選手が圧倒的に増えているという。小林氏はその理由として、睡眠などのコンディショニング重視や、SNSによるリスク管理を挙げた。

現代の選手たちは食事の重要性を深く認識している。筋肉量やバットスピードなどのパフォーマンスがすべて数値化されているため、「わざわざそれにダメージを与えるようなことをあえてする選手はいない」と小林氏は語る。かつて語り継がれていた「酒はガソリン」「タバコはニコチンパワー」といった根性論は過去のものとなった。現在の一流選手は、日々の食事を「努力というより投資」と捉えており、個人で栄養士や専属シェフを雇うケースも珍しくないという。

一方で動画の後半では、昭和の選手たちが残した豪快なエピソードも紹介された。漫画「あぶさん」のモデルとなった永淵洋三氏が二日酔いで試合中にもかかわらず嘔吐した話や、今井雄太郎氏が登板前の極度の緊張をほぐすためにビールを飲んでマウンドに上がり好投したという伝説的なエピソードが飛び出した。

小林氏は、当時は科学的なエビデンスがない時代だったからこそ、エピソードの強烈さで押し切れていたと分析する。データに基づき個別に管理される現代選手のプロ意識の高さと、昭和の豪快な時代との対比が鮮明に浮かび上がる興味深い解説となっている。

チャンネル情報

プロ野球ビジネスの第一人者である小林 至が日本野球界やメジャーリーグの知られざる裏側を深堀りするマネーチャンネル!