日経平均株価は、一時700円以上値を上げました。週明けの平均株価は、値下がりして始まったあと、大幅上昇に転じました。選挙結果を市場が織り込み済みだったこともあり、買い戻しの動きが広がりました。一方、円相場では、政局の不安定さを警戒し、日銀が利上げに動きにくくなるとの見方から、一時1ドル=153円80銭台まで円安が進みました。市場関係者は、「政治停滞が意識されれば、政策実現能力低下への警戒感が強まる」と指摘