25日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸した。利付国債や入札といった需給イベントがないなかで、米長期金利が時間外取引で低下(債券価格は上昇)し、相場を支援した。 債券先物は夜間取引で下落した流れを引き継ぐ形で軟調な滑り出しとなったが、下値は堅く切り返した。27日投開票の衆院選を巡っては、自民、公明の与党が過半数を割り込み、政治情勢が不安定化するリスクが意識されている。衆院選後の株価調整