能登半島地震の被災地を襲った大雨から21日で1か月となる。相次ぐ自然災害で地域や住民が受けた傷は深い。生活を再建するため、支援の手を緩めてはならない。今回の大雨では、土砂崩れなどで14人が亡くなり、50人近い人が負傷した。住宅の全壊や浸水は1000棟を超え、輪島、珠洲両市などでは今も多くの住民が避難所生活を余儀なくされている。地震から9か月近くたち、復興へと歩みを進めていた時期に再び大雨の被