観光庁が16日発表した1〜9月の訪日外国人による消費額(速報)は、前年同期比61・7%増の5兆8582億円で、過去最高だった2023年の年間消費額(5兆3065億円)を早くも上回った。歴史的な円安で訪日客が増加したほか、高騰している宿泊費が全体の消費額を押し上げた。消費額は4〜6月期に2兆1402億円と四半期で過去最高を記録したのに続き、7〜9月期は1兆9480億円で過去2番目に多かった。7〜